岐阜県は郡上八幡、その市街地の中心部にある城山の頂から城下町を優しく見守るように聳え立つ白亜の天守閣。当時国宝だった大垣城を参考に昭和8年に再建された木造の天守閣は、木造再建城としては日本最古のものであると言われています。
四季折々に異なった表情を見せる郡上八幡城の景色の中でも、いくつかの条件がそろった時しか見ることのできない幻想的な光景があります。
朝靄の中に静かにたたずむ天守閣はまさしく「天空の城」。立ち込める霧の中に浮かんだように見える城郭、そこに朝日が射し込む瞬間はいつでも見られるものではなくまさに「天空の城」と呼ぶにふさわしい絶景です。
「天空の城」の幻想的な光景が見られるのはいつでもという訳ではありません。気象条件により異なりますので予めご了承ください。
一般的には
- 湿度が高く放射冷却があるとき
- 朝方と日中の気温差が大きいとき
- 風が弱い時
等の、条件がそろった日にみられます。